一般的な歯科治療から専門性の高い口腔粘膜疾患、歯科インプラント治療、顎関節症、顎変形症、口腔癌治療を行い、口腔疾患のすべてに高度な治療ができるよう診療体制を整えています。その中でも特に以下の診療に力を入れています。

口腔癌

前教授が確立した浸潤様式分類を用いて悪性度を判別後、適切な治療を行い優れた治療成績を得ています。

顎関節症

保存療法に反応しない難治症例に対し、顎関節鏡下で高周波電気メスを用いることにより侵襲が少なく良好な結果が得られています。

顎変形症

顎骨延長など新しい技術を取り入れ、咀嚼機能と審美性の著しい改善が得られています。

歯科インプラント

高度先進医療として認定された平成十一年より患者数は大幅に増加しました。また骨量の不足のため従来適応外となっていた症例に対し、骨移植を行うことによりインプラント治療が可能になっています。

口腔乾燥症

平成十六年に口の粘膜外来（ドライマウス外来）を立ち上げたところ、現在までに九百名以上の受診がありました。口腔乾燥に伴う摂食障害、味覚障害、発音障害などさまざまな症状に対応しています。